2017年7月27日、このほど婚約を発表した韓国の俳優ソン・ジュンギとソン・ヘギョカップルのファンが、ソン・ジュンギ主演の映画「軍艦島」の公開に合わせ、ソウル大学病院の小児がん患者らに対し1710万3100ウォン（約170万4000円）を寄付したことが分かった。韓国・スポーツソウルが伝えた。

寄付に賛同したファンによると、この「半端な」金額には、2人の結婚式が行われる「2017年10月31日」を祝福する意味があるという。ソン・ヘギョは、今年5月にソウル大学子ども病院に1億ウォン（約1000万円）を寄付するなどこれまでも小児がん患者などを支援する活動を行っており、これに倣う形で、ファンらも寄付を行ってきていた。昨年11月22日のソン・ヘギョの誕生日には、ファンたちから同子ども病院に1122万ウォン（約110万円）が贈られた。

一方のソン・ジュンギも、映画「軍艦島」の撮影中だった昨年10月、元慰安婦らが共同生活を送る「ナヌムの家」に2000万ウォン（約200万円）を寄付、これに国内外のファンらも呼応し、最近1200万ウォン（約120万円）を寄付していた。そしてこのたび、双方のファンが2人の結婚を機に心を一つにし、寄付を行ったそうだ。

2人が生涯の伴侶に出会い幸せな日々を過ごす中、ファンまでもが心を一つにする姿に「ソンソンカップル」はさらに強固なカップルになったという。スポーツソウルは「（2人の）善良な影響力にファンの心も加わって、シナジー効果を生み出すと期待される」と伝えている。

心温まるニュースに、韓国のネットユーザーからは「俳優もファンも格好いい。これからも末長く、すてきで幸せな夫婦でいてください」「ソンソンも美しいし、ファンも温かいし、いい影響だね」「尊敬します」と愛あふれるコメントが続々と集まっている。

また、「お互いいがみ合うファンクラブよりはるかにいいね」「最近はファンのレベルが高くなって素晴らしい。スターによってファンの傾向も違うんだね」と寄せるユーザーもいた。（翻訳・編集/松村）