「CHINA」が理由でインドが入域許可証の発行を拒否、中印の緊張が台湾の大学生に波及―台湾メディア

Record China    2017年7月28日(金) 11時20分

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27日、中国とインドの国境地帯で中国が進める道路建設をめぐって両軍が対峙(たいじ)し緊張状態が続いているが、インドに旅行する台湾の学生にも影響が及んだと環球網が同日の記事で伝えた。写真は台湾のパスポート。

2017年7月27日、中国とインドの国境地帯で中国が進める道路建設をめぐって両軍が対峙(たいじ)し緊張状態が続いているが、インドに旅行する台湾の学生にも影響が及んだと環球網が同日の記事で伝えた。

台湾・中央通信社は記事で、「台湾の大学生2人が27日にインドのヒマーチャル・プラデーシュ州のシムラーで入域許可証の発行を申請した際、パスポートに『CHINA』の文字があったことを理由に拒否された」と報じた。

報道によると、インドの税関職員が中国と台湾を区別できないケースが珍しくなく、台湾の人が中国本土から来たと勘違いされ入域許可証の発行を拒否されるケースがたびたび起きていた。ただ、インドに駐在する台湾の関連機関の働きかけにより、台湾住民が拒否されることは少なくなってきていた。今回のハプニングは最近の中印緊張化の影響で発生したとみられている。大学生2人は最終的に現地の台湾当局関連機関の助けを借り入域許可証を取得することができたという。(翻訳・編集/内山

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