中国人観光客の激増でスペインの小さな町が人気観光地に、その目当ては…―スペインメディア

Record China    2017年8月2日(水) 9時30分

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31日、中国僑網は、スペインにあるラベンダーが特産の小さな町を訪れる中国人観光客の数が2年前から激増しているとする、スペインメディアの報道を伝えた。資料写真。

2017年7月31日、中国僑網は、スペインにあるラベンダーが特産の小さな町を訪れる中国人観光客の数が2年前から激増しているとする、スペインメディアの報道を伝えた。

スペインの中国ポータルサイト・欧浪網は地元メディアの報道を引用し「スペインのグアダラハラにあるブリウエガという小さな町で、2年前からラベンダーの鑑賞を目的とした中国人観光客が急増している」と紹介した。

記事によると、ブリウエガはラベンダー製品の世界シェア10%で、1000ヘクタールものラベンダー畑が存在するという。また、今年は中国人以外の観光客も増えているとのこと。これまではやはりラベンダーで有名なフランス・プロヴァンスを訪れていた人が、ブリウエガに流れてきたようだ。

現地では、観光客の増加に伴ってすべてのラベンダー畑にフェンスを設置するとともに警備員を配備し、入場料2ユーロを取ることを決定した。入場料を支払った観光客は、広大なラベンダー畑を鑑賞できるほかに、小さなブーケとパンフレットを受け取ることができるという。ある農家は「作物の破壊を防ぐため。去年、観光客がペットボトルをポイ捨てする、花を勝手に摘んで帰るといった現象が見られた」と語った。

また、観光人気によりラベンダー関連ビジネスも活気づいており、多くの業者が茶葉やドライフラワー、乳液、せっけん、アロマオイルなどさまざまなラベンダー製品を売り出している。(翻訳・編集/川尻

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