陝西省、救援活動に参加し疲れ切って口を開けて寝ている男の子が話題に

人民網日本語版    2017年8月6日(日) 19時20分

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陝西省■林市綏徳県(■は木へんに兪)で7月26日に深刻な洪水被害が生じた後、数千人のボランティアが被災地で活動しており、感動のエピソードも続出している。

陝西省■林市綏徳県(■は木へんに兪)で7月26日に深刻な洪水被害が生じた後、数千人のボランティアが被災地で活動しており、感動のエピソードも続出している。最近、ある男の子が、疲れ果ててミネラルウォーターの「山」の前に座っている様子を捉えた画像が中国のネット上で大きな話題となっている。画像を見ると、眼鏡をかけた男の子がミネラルウォーターの山にもたれて座り、口を開けて寝ており、すっかり疲れ切っている様子が写っている。服に安全ピンで付けられている赤いゼッケンには、「ボランティア 遠竹中学」と書かれた白い文字が見える。微信(Wechat)のユーザーは、この画像をモーメンツに転載し、「男の子がこんなに疲れ切るまで救援活動をしているのは、とても感動するし、心が痛い」とコメントしている。また、「もっとたくさんの大人がボランティアに参加して、実際の行動で、子供のボランティアの負担を減らさないと」と呼び掛けているネットユーザーもいる。人民網が報じた。

3日の取材では、男の子の名前は胡智博君(12)で、綏徳県江徳小学校を卒業して、9月から中学校に通う予定であることが分かった。ネット上で話題になっている画像について、胡君のお母さんは、「誰が撮影したのか知らない。当時、私は他の場所で救援活動に参加していた。息子は遠竹中学の近くで、小麦粉70袋をトラックからおろしたばかりで、疲れて、寝てしまっていたのだろう。息子の画像がネット上で話題になっているけど、ちゃんと勉強に集中してくれることを願っている」と話した。

優れた人格と、一生懸命働く精神が絶賛されているほか、胡君は勉強の成績も良く、運動神経も抜群であることが取材で分かった。筆者は胡君の家で、胡君が小学校で取ったたくさんの賞状や栄誉証書、詩歌・散文が掲載された雑誌などを見せてもらった。その中には、全国漢字作文テスト・作文コンテスト第五級トライアルで「優秀」を受賞したり、「第12回全国少年児童手紙文化活動」の綏徳地区小学生の部で一等賞を受賞したり、同市第14回運動会青少年グループ50メートル背泳ぎで6位に入賞したりなど、大きな大会で上位に入った際の賞状などもたくさんあった。(編集KN)

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