玉三郎主演の昆劇「牡丹亭」と歌舞伎「楊貴妃」を初上演―北京市

Record China    2008年5月8日(木) 1時59分

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5月6日、歌舞伎俳優の坂東玉三郎さん主演の昆劇「牡丹亭」と歌舞伎「楊貴妃」が北京市で初上演された。日中両国の伝統芸能の同時上演で、観客は大いに楽しんだ。写真は前日のメディア向け上演。

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2008年5月6日、新華ネットの報道によると、歌舞伎俳優の坂東玉三郎さん主演による日中共演の昆劇(昆曲)「牡丹亭」と歌舞伎「楊貴妃」が、北京市の湖広会館で初上演された。

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6日夜、玉三郎さんは、「牡丹亭」の幻想的な雰囲気が漂う中、主役の杜麗娘(ドゥリーニャン)を演じ、また、「楊貴妃」では中国語のセリフ回しに合わせた舞いを見せるなど、独創的な演出効果に魅了された観客も少なくなかったという。

昆劇は、ユネスコに認定された世界無形文化遺産で、京劇のルーツとなった蘇州発祥の伝統芸能。日本の歌舞伎と同様中国を代表する伝統芸能で、今回の公演では東洋の2つの伝統芸能が同時に上演される。

同公演は、中国対外文化交流協会と松竹映画、江蘇省蘇州昆劇院が共同主催し、15日までに10公演が行われる。(翻訳・編集/汪葉月)

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