1−3月の食中毒件数57件、死者は26人―中国衛生部

Record China    2008年5月8日(木) 12時14分

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6日、中国衛生部は2008年第1四半期の全国の食中毒報告を発表。報告された食中毒事件は57件、中毒者数は1252人、死亡者は26人だった。家庭での食中毒が増加しているという。写真は2月に深センで発生した集団中毒事件。

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2008年5月6日、中国衛生部は2008年第1四半期の全国の食中毒報告を発表した。報告によれば、中国疾病預防センターに報告された全国の食中毒件数は57件、中毒者数は1252人、死亡者は26人だった。中国新聞社が伝えた。

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報告によれば、2007年同期比で、食中毒件数は9.5%減少、中毒者数は36.2%減少したが、死亡者数は18.2%増加した。

専門家の分析によれば、家庭での食中毒の報告数と死亡者数が最も多く、いずれも過半数を占め、死亡者数全体の9割以上を占めた。家庭での食中毒発生原因は投毒、誤食や食品汚染など様々で、化学性物質による食中毒が多く、死亡率が高いという。なお、誤食と食品汚染は、化学性物質による食中毒の主な原因になっており、中毒の原因となる物質は、亜硝酸食塩、有機燐、殺そ剤が多数を占めている。

天候が温暖になるに従って、微生物による食中毒発生の可能性が高くなり、多くの有毒植物も成長期を迎えていることから、衛生部は各衛生行政部門に対し、食品衛生監督や検査、食中毒予防対策を強化し、有毒化学物質の管理監督もより厳格に行い、食中毒の発生を抑えるよう指示した。(翻訳・編集/岡田)

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