Record China 2017年8月14日(月) 10時10分
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12日、北朝鮮を訪れる中国人観光客は、核・ミサイル開発をめぐる米国との緊張の高まりにもかかわらず減る様子はないという。写真は中朝国境。
2017年8月12日、環球時報によると、ロイター通信は11日、北朝鮮を訪れる中国人観光客は、核・ミサイル開発をめぐる米国との緊張の高まりにもかかわらず減る様子はないと伝えている。
北朝鮮との国境の街、遼寧省の丹東では、出入国審査を受ける観光客の数が安定している。鴨緑江を挟んで丹東と向かい合う北朝鮮の新義州を観光する「日帰りツアー」や平壌など主要都市を巡る「7日間ツアー」など、北朝鮮側ではそれらのツアーに参加する観光客を多数のバスが待ち構えている。
ある観光客は「北朝鮮にとても興味がある」と話し、別の観光客は「昔の貧しかった中国のような感覚を味わいたくて来た」と話す。
北朝鮮の核問題が懸念される中、丹東から北朝鮮旅行に出国した人は2016年下半期だけで58万人に上っている。旅行会社によると、緊張が高まったここ数週間で安全面に関する問い合わせが増えたというが「多少危険なほうがより刺激的で神秘的な国に見える」としてツアー客は減らないという。
あるツアーガイドによると、北朝鮮旅行をあきらめる人もいる一方で、今のうちに行っておこうという人も少なくないという。担当したツアーに参加した客の多くが「北朝鮮の閉鎖的な状況を見るなら今しかない。政権が崩壊すれば、状況は変わってしまうから」と話しているという。(翻訳・編集/岡田)
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