Record China 2017年8月13日(日) 18時30分
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12日、韓国・聯合ニュースによると、日米韓3カ国の政府は、先月28日に北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル「火星14」の落下推定時刻に北海道で撮影された閃光映像を分析した結果、同ミサイルが大気圏再突入に失敗したと結論づけた。資料写真。
2017年8月12日、韓国・聯合ニュースによると、日米韓3カ国の政府は、先月28日に北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の落下推定時刻に北海道で撮影された閃光映像を分析した結果、同ミサイルが大気圏再突入に失敗したと結論づけた。
分析に使用された映像は、NHKの北海道にある放送局が屋上に設置したカメラで撮影されたもので、映像に現れた被写体は、光を放つ点が徐々に暗くなり海面に到達する前に見えなくなった。この事実から推測し、ミサイルの弾頭が最終的に消滅したものと分析された。
通常ICBMが大気圏に再突入するときの速度はマッハ24に達し、温度は7000度にまで上昇するため再突入に成功するには、弾頭を保護する炭素複合材料が必要になる。
日本メディアは、北朝鮮がICBMの射程距離や、核弾頭の小型化の問題はほぼ解決したものの、大気圏に再突入する際に弾頭を保護し、正確に核弾頭を起爆するための問題は、まだ残っていると分析している。
この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「本当に失敗したのか」「もし本当に失敗したのであれば、米国が今みたいに本気になって北朝鮮に警告するわけない」「成功を認めたくないだけじゃないのか」「煽動報道だ」「事実に基づいて結論を出したのではなく、日米韓の国民を欺くために世論操作をしているんだ」など、北朝鮮のミサイルが大気圏再突入に失敗したとする結論に対し懐疑的な意見が多く寄せられた。
また、「グアム沖に撃ち込んでみたら分かる。成功したのか、失敗したのか」と、北朝鮮が主張しているグアム島沖へのミサイル発射に言及する意見もみられた。
その他に、「ロシアの分析結果も聞いてみたい」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)
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