Record China 2008年5月9日(金) 10時5分
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5月7日、中国衛生部は現時点では手足口病の全国的な流行は認められず、五輪開催に影響はないと発表した。写真は安徽省阜陽市の病院。手足口病対策の特別体制を敷いている。
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2008年5月7日、衛生部の毛群安(マオ・チュンアン)報道官は現時点では手足口病の全国的な流行は認められないと発言した。ただし専門家によると今後多発期の6、7月期を迎えるため他の地方でも発生する可能性は高いという。人民網が伝えた。
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今年3月中旬以来、安徽省阜陽市でEV71ウイルスによる手足口病が流行、当局による病名確定と発表が遅れたため一部では「新たなSARSではないか」などとのうわさが広まる事態となった。安徽省以外でも広東省、浙江省でも手足口病患者が確認されている。北京市でも2か所の幼稚園で手足口病が確認された。5月5日時点での手足口病発症例は全国で2万6800例、うち28人が死亡した。死者の内訳は22人が安徽省、3人が広東省、1人が浙江省、1人が湖南省、1人が広西チワン族自治区となっている。
毛報道官は中国政府が手足口病に対する監視を強化していると強調、特に五輪を控えた北京市での対策が強化されており、五輪開催に影響はないとの見方を示した。(翻訳・編集/KT)
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