大株主の政府と融資トラブル?―香港ディズニー

Record China    2008年5月9日(金) 12時31分

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7日、香港政府が融資問題のスケジュールを提示しないことに業を煮やしたディズニー側が、「9月30日までに合意に達しない場合、別の資金調達ルートを検討する」と表明した。写真は05年12月、オープン当時の香港ディズニーランド。

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2008年5月7日、香港「明報」によると、香港ディズニーランド拡張に絡む融資問題について、香港政府から具体的なタイムスケジュールが提示されないことに業を煮やしたディズニー側が、「9月30日までに合意に達しない場合、別の資金調達ルートを検討する」意向を示していたことがわかった。中国新聞ネットが伝えた。

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香港ディズニーランドは、「世界一狭い」「アトラクションが少ない」などのマイナスイメージを払拭しようと、昨年から本格的に大株主である香港政府と拡張に関する協議を進めていた。先月には新アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」がオープンしたが、香港政府からそれ以外の具体的な融資の話しは提示されないままだという。

この状況にディズニー側は、今年第1四半期の業績を公表した7日、9月30日までに融資に関して合意に達しなかった場合、別の資金調達ルートを検討する意向を示した。香港ディズニーは昨年11月、当初2015年を期限としていた借入金の一部を、業績低迷を理由に今年9月30日までに繰り上げ返済するよう迫られていた。(翻訳・編集/NN)

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