2008年5月9日、中国新聞網が伝えたところによると、中国気象局は気象技術、防災、災害対応の実績を基に、周辺発展途上国の気象災害対策を支援すると発表した。

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関係者によると、中国と周辺発展途上国の共通の特徴は、経済発展のレベルが低い、人口・民族が多い、インフラが脆弱、大規模自然災害の発生が多いなど。先日のミャンマーのサイクロンで、大規模自然災害がこれらの国の経済発展の障害となり安全を脅かしていることが改めて浮き彫りとなった。

中国気象局はバングラディシュ、インドネシア、イランなど、7か国へデジタル放送システムを寄贈しており、ASEAN加盟国における中国気象衛星「風雲」のデータ処理システムの構築も支援した。また、これらの国との技術協力や専門技術者への研修を通じて、災害監視・予測能力の向上を支援。さらに中国とこれらの国の自然災害のパターンや影響を分析し、実際の防災活動に役立つよう重点地区を区域分けしている。（翻訳・編集/YY）