2008年5月9日、中国新聞網が伝えたところによると、5月に入り北京の不動産市場ではここ10年まれにみる販売促進キャンペーンを実施している。

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「セカンドハウスご購入の方に63万元（約880万円）のマンションプレゼント！」これはある開発業者が最近始めたキャンペーン。また別の新築住宅物件でも「購入の方にBMWプレゼント」の文字が！「もともと5月は不動産の売り出しシーズンだが、これほどの力の入れようはここ10年近くでは珍しい」と業界関係者は言う。

北京ではこのところ不動産市場が軟調。この4か月の成約数は前年同期に比べて45％も減少しており、数年来の下げ幅を記録している。

多くの開発業者の間では「不動産価格下落論」が大勢を占め始めている。ある業界関係者は「市場の調整で、不動産投資家と開発業者が買い占めていた物件が市場に出回るようになり、需給関係が変化した。不動産価格が上昇し続けるというのは嘘だ」と語る。また別の業者は「去年、不動産価格は大幅に上昇し、すでに限界を超えているので、価格調整は必然的だ」と話している。（翻訳・編集/YY）