中国企業に買収された独ロボット大手クーカ、「技術奪われる」との不安を拭い去る―独紙

Record China    2017年8月28日(月) 17時30分

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26日、RFI中国語版サイトは記事「独クーカ、中国ロボット市場トップを狙う」を掲載した。昨年、中国企業に買収された独産業用ロボット大手クーカだが、中国市場の業績が絶好調だという。

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2017年8月26日、RFI中国語版サイトは記事「独クーカ、中国ロボット市場トップを狙う」を掲載した。

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独産業用ロボット大手クーカのTill Reuter理事長は独経済紙ハンデルスブラットの取材に応じた。同社は2016年に中国家電大手・美的集団に買収されたが、その後中国市場での売り上げが急増している。同年はクーカの売り上げに中国市場が占める比率は15%だったが、今年は25%にまで拡大する計画だ。中国市場トップを目指すと自信を見せた。

美的による買収はドイツ政府やドイツ国民に大きな懸念を与えていた。技術だけ奪われ、ドイツでの雇用は失われるのではとの不安だ。しかし心配とは裏腹に美的集団はクーカに1億ユーロ(約130億円)を投資。さらに新たな本社ビルを建設するなど、むしろドイツでの雇用は増加している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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