<手足口病>効果のない薬品を投与?医療詐欺が横行―安徽省

Record China    2008年5月12日(月) 9時21分

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2008年5月、手足口病が流行している安徽省では一部医療機関で予防効果があると称して無関係の薬品を投与する詐欺的行為が横行。10日、同省疾病予防制御センターはただちに投与をやめるよう緊急通達した。写真は治療を受ける子ども。

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2008年5月、手足口病が流行している安徽省では一部医療機関で予防効果があると称して免疫グロブリンまたは肺炎ワクチンを投与する詐欺的行為が横行している。10日、安徽省疾病予防制御センターはただちに投与をやめるよう緊急通達を布告した。新華社が伝えた。

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今年3月中旬以来、阜陽市を中心に安徽省では手足口病が流行している。当局の病名確定と発表が遅れたため「突然変異の鳥インフルエンザでは?」「新型SARSでは?」などと市民にはデマが広がっていた。病名が発表された現在も市民の疑心暗鬼は収まらず、「免疫グロブリンや肺炎ワクチンに予防効果がある」などのデマが広がっている。

安徽省衛生庁によると今回の手足口病の病原であるEV71ウイルスには効果的なワクチンがなく、もちろん免疫グロブリンと肺炎ワクチンも効果がない。一部医療機関ではこれらの薬品を予防効果があるとして投与する詐欺的行為が横行している。疾病予防制御センターは正しい予防方法は「手洗い、お湯を飲む、生ものを食べない、通気をよくする、衣服と布団を日干しする」などの衛生対策しかないと呼びかけている。(翻訳・編集/KT)

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