Record China 2017年9月13日(水) 16時20分
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13日、韓国の文在寅大統領の生家の近況を知らせる韓国メディアの記事が、その趣旨とはまったく異なるポイントで注目を集めている。写真は韓国大統領府。
2017年9月13日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の生家の近況を知らせる韓国メディアの記事が、その趣旨とはまったく異なるポイントで注目を集めている。
同日午前10時に韓国の各ポータルサイトなどで配信されたこの記事には、配信から3時間ほどで3000を超えるコメントが寄せられた。内容をみると、「すぐに記事を訂正して!」「こんな誤記をするとは何事だ!」「狂った記事だ。本当に鳥肌が立った」「内容を確認してからアップしてよ!」など、多くの読者が記事の誤記に怒り心頭である様子が伝わってくる。他に、「記者が大統領を殺してしまうとは」「生きている人をペンで死に追いやったね」との声もみられる。
記事の誤りは、ネットユーザーらが掲示板や動画投稿サイトにアップした「証拠画像」で判明した。あるユーザーが「気絶するかと思った」として公開した記事のキャプチャー画像によると、本文の冒頭に「故・文在寅大統領の慶南(キョンナム)巨済(コジェ)の生家が、私生活の侵害を訴える住人が出入り口を封鎖したことで、事実上開放が中断された」とある。現職大統領の名の前に「故」とあるだけでも大問題だが、「コ」とのハングルの後にカッコ書きで「故」と丁寧に加えられてさえいる。これには投稿者らも大いに怒っており、「漢字でカッコ書きまでした誤りには弁明の余地がないと思う」と指摘している。
問題の記事は午前10時50分に修正が加えられたことが分かっており、この時に誤記は訂正されたとみられる。しかし修正された後もネットユーザーたちの怒りは収まらず、あるユーザーは「騒ぎの後にこっそり修正されてたけど、謝罪の一言もない」と指摘、他にも「この問題をこれで終わらせてはいけない。僕もわが目を疑ったよ」「謝罪文を出さなければどうなるか分かってるんだろうな!」と厳しい声が飛んでいる。
さらに、あまりに分かりやすい誤記であったことから「単なるミスとは思えない」「わざとやったのでは?」「意図的なものだと思う」と疑う声も多数寄せられ、中には「これを現実にしようという計略なのかも。記者を名乗るテロリストかもしれない。深刻に受け止めるべき問題だと思う」と、記事を書いた記者に疑いを向けるユーザーもいた。(編集/吉金)
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