韓国に小便小僧型のドリンクサーバー登場、「安心して飲めます」とPRも即撤去=韓国ネット「これは深刻」「西洋のとはクオリティーが違い過ぎる」

Record China    2017年9月6日(水) 16時0分

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4日、韓国ソウル市役所のソウル広場で開催中の地方のPRイベントで小便小僧型のドリンクサーバーが設置されたものの、一部市民の指摘によって撤去されるというハプニングがあった。資料写真。

2017年9月4日、韓国ソウル市役所のソウル広場で開催中の地方のPRイベントで小便小僧型のドリンクサーバーが設置されたものの、一部市民の指摘によって撤去されるというハプニングがあった。韓国・聯合ニュースが伝えた。

ソウル広場では、4日から3日間の日程で慶尚北道(キョンサンブクド)英陽(ヨンヤン)郡名産のトウガラシをPRする「2017英陽トウガラシH.O.Tフェスティバル」が開催されている。

今回物議を醸しているのはイベント会場の片隅に設けられた水飲み場。ズボンを下ろし用を足す男児の姿で、へそを押すと性器部分から韓国の伝統茶の一つ、五味子(オミジャ)茶が出てくる構造だ。脇には紙コップが置かれ、「この飲み物は飲料専用の機械と食品用ホースを経て出てくる衛生的な飲み物なので、安心してお召し上がりいただけます」と案内も書かれているという。

韓国ではトウガラシを意味する「コチュ」が男性器を指す隠語として使われることから、イベントのコンセプトに合わせた面白おかしい見せ物として設置されたものと思われるが、市民からは「恥ずかしい」「わざわざこんなものを設置する必要はあるのか」など否定的な反応が上がっているそうだ。

結局、主催者側はイベント初日の4日午後にドリンクサーバーを会場から撤去した。ソウル市の関係者は「設置物のデザインまでいちいち点検してはいられない。一部の指摘を受け、該当の自治体に連絡して適切な措置を取るよう伝えた」と説明、フェスティバルの現場関係者は「見る観点によって不快に感じる方がいるという話を聞いて撤去した」と明らかにしている。

これにネットユーザーからは「誰が思いついたの?これは深刻」「ポルノフェスティバル?」「英陽郡もレベルが低過ぎ」「男性へのセクハラを笑いものにする悲しい現実があんな物を作ってしまった」など嫌悪の声が相次ぎ、「男の子モデルだからこの程度で済んだけど、もし女の子だったら…」「女児の銅像だったら市長も弾劾されてただろう」との指摘も寄せられた。

また、世界的に知られるベルギーの「小便小僧」を挙げて「噴水でもないし、飲み水にするのはひどい」「韓国式にまねしたんだろうけど、西洋のは芸術的とも言えるきれいな彫刻像の噴水で、韓国とはクオリティーが違い過ぎる」など比較するユーザーもおり、賛成派の意見は見当たらなかった。(翻訳・編集/松村)

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