世界中で売れているサムスンのスマホ、なぜ中国では販売不振なのか?=「中国人はサムスンだけなく、アップルも好きではなくなった」―中国ネット

Record China    2017年9月12日(火) 23時40分

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12日、中国のポータルサイト・今日頭条に、サムスンのスマートフォンが中国市場では販売不振である理由について分析する記事が掲載された。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はサムスン。

2017年9月12日、中国のポータルサイト・今日頭条に、サムスンのスマートフォンが中国市場では販売不振である理由について分析する記事が掲載された。

記事は、サムスンが最新機種となるノート8を発表して以降、アンドロイドスマホ最強と言われているものの、中国では販売台数が伸びる見込みは薄いという。

韓国では、ノート8の人気が非常に高く、わずか1日で39万5000台の予約が入った。北米でもこれまでのノートシリーズ以上の予約が入っているという。しかし、中国ではそこまでの人気はないと記事は指摘した。

その理由の一つは「価格」にあるという。海外バージョンは64Gが6243元(約10万4000円)、128Gが7149元(約12万円)という価格設定で、価格が高すぎるとした。

また、中国国産ブランドの急速な台頭も関係しているという。あらゆる面でサムスンのスマホに劣ってはおらず、OSの最適化ではサムスンを上回っており、国産ブランドの最上位機種の方がコストパフォーマンスに優れていると主張。さらにPhone8と比べた場合、サムスンよりアップルを選ぶ人の方が多いと論じた。

これに対し、中国のネットユーザーから「中国人はサムスンだけなく、アップルも好きではなくなった」「俺はファーウェイのP9を支持する。サムスンもアップルもいらない」などのコメントが寄せられた。

また、「同じような機種は中国ブランドにもある。しかも価格は半分くらい」「それは中国のことを理解していないからだよ。中国人はサムスンを使っていた時にもいつかはもっと安くて質の良いものを作りたいと考えていて、本当に作れるようになった。中国人はみんな愛国だからさ」という意見もあり、国産ブランドに対する自信を深めているようである。(翻訳・編集/山中)

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