「日本人をスパイ容疑で逮捕」は中国の日本に対する警告か―台湾メディア

Record China    2017年9月19日(火) 10時40分

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中国・遼寧省大連市の国家安全局がスパイ行為の疑いで調査を進めていた日本人に対し、検察関連機関は18日に逮捕を許可した。中国の各メディアが伝えた。資料写真。

中国・遼寧省大連市の国家安全局がスパイ行為の疑いで調査を進めていた日本人に対し、検察関連機関は18日に逮捕を許可した。中国の各メディアが伝えた。

中国当局はこれまでにも複数の日本人をスパイ容疑で拘束しており、今回は軍港都市大連での活動がスパイ容疑に繋がったとの見方がある。

18日は満州事変が勃発した日で、中国では今年から「抗日戦争(日中戦争)」の期間を14年間(1931〜45年)に統一する教材の改訂作業が進められている。今後は満州事変が戦争の起点となるが、この日に日本人を逮捕したことに対し憶測も飛び交っている。

台湾メディア・中時電子報は18日にコラムで、「中国は18日に日本人を逮捕し、ロシアとの日本海とオホーツク海での合同軍事演習をスタートさせた。こうした情報公開からは、『日本に対する警告、国辱を忘れてはいけないとの考え』が見え隠している」と指摘している。(翻訳・編集/内山

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