Record China 2017年9月19日(火) 19時0分
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19日、来月10日にサッカー韓国代表と強化試合を行う予定だったチュニジア代表チームの監督が、韓国との試合を拒否する考えを表明した。資料写真。
2017年9月19日、来月10日にサッカー韓国代表と強化試合を行う予定だったチュニジア代表チームの監督が、韓国との試合を拒否する考えを表明した。韓国・スポーツソウルが伝えた。
チュニジアのナビル・マールル監督は13日、現地メディアとの記者会見を通じて韓国との強化試合開催に反対の意向を示した。韓国とチュニジアは当初、フランス・カンヌで対戦する予定だったが、カンヌが「テロ危険地域」に指定されたことから、スイスなど近隣国での開催を検討しているところだ。
そうした中、マールル監督は「来月7日にギニアとロシア・ワールドカップ(W杯)アフリカ最終予選グループAのアウェー戦をし、そのわずか3日後に欧州で韓国と親善試合をすることになっている」と述べ、「私はチュニジアサッカー協会会長に反対の意思を伝えた。選手らが韓国戦に集中するのも大変だ。強化試合を行うのであれば、十分な時間が必要だ」と明らかにした。またチュニジアの現地メディアは合わせて「韓国はチュニジアを招待するために、選手団の移動費用などを含む巨額を差し出した」と伝えたという。
しかしスポーツソウルは、こうしたマールル監督の意思表明があった以上、「韓国対チュニジア戦が仮に実現したとしても、チュニジアがどれだけ誠意を持って試合に臨むかは疑問だ」とした。
この報道に、ネットユーザーからは「W杯に進出を決めたチームをここまで無視するのは初めて見た」「プライドがずたずただ」との声が上がる一方で、「良かった。だって0対2で韓国が負けるだろうから」「戦力強化には何の得もない、と言われてるような気がする」「アジア最下位のチームと試合しても時間の無駄か。ちょっと冷淡すぎるけど、マールル監督の言葉は正しい」などチュニジア側に理解を示すコメントが目立つ。
また、日本と比較して「日本みたいにブラジルやフランスと強化試合するわけにかないの?韓国のサッカー協会はもっと投資してくれ」「日本の親善試合の相手をみて何か感じない?勝っても負けても利益が得難い相手にお金までささげて親善試合をする真意は何?」と大韓サッカー協会を非難する声も上がった。
元サッカー韓国代表監督のヒディンク再任を期待する声もちらほらみられ、「ヒディンクが監督なら、自分たちの認知度アップのためにも韓国と試合したいと思うはず」「ヒディンクが監督だったら、フランスや英国、オランダと親善試合が可能。シン・テヨン(現韓国代表監督)ではチュニジアにも断られる」など皮肉交じりのコメントを寄せるユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)
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