<四川大地震>被災者の25%に急性ストレス障害―平武県

Record China    2008年5月20日(火) 1時57分

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18日、四川大地震で大きな被害を被った四川省綿陽市の平武県では、浙江省から派遣された医療チームが被災者の心のケアを始めた。被災者の25%に急性ストレス障害がみられるという。写真は四川省平武県の被災地。

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2008年5月18日、四川大地震で大きな被害を被った四川省綿陽市の平武県では、浙江省から派遣された医療チームが被災者の心のケアを始めた。被災者の25%に急性ストレス障害がみられるという。浙江省のニュースサイト「浙江オンライン」が伝えた。

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現地では、10人の心理ケア専門家が仮設テントを1つ1つ巡回しながら、心のケアに務めている。これまでに175人の被災者がカウンセリングを受けたという。「震災時の体験を話すことで精神的負担がかなり和らぐ。早めのケアが大切」と専門家は指摘した。

記事では、自宅崩壊を目の当たりにして、人形のように動かなくなってしまった68歳男性の例を紹介。かすり傷程度で済んだにも関わらず、震災のショックで話しかけても反応せず、食事も受け付けなくなってしまった。だが、薬の服用とカウンセリングを経て、話が出来るまでに回復したという。

また、平武県以外の被災地でも、こうした医療チームによる心のケアが始まっていると伝えられている。(翻訳・編集/NN)

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