2008年5月17日、中国共産党中央政治局台湾工作弁公室の陳雲林（チェン・ユンリン）主任は、胡錦濤（フー・ジンタオ）国家主席が台湾の呉伯雄（ウー・ボーシオン）国民党主席の訪中を要請し、これを歓迎すると宣言したことを発表。「中国新聞網」が伝えた。

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陳氏は、12日に発生した四川省大地震では台湾各界から多くの義捐金や援助物資が寄せられ、国民党からも中国共産党に対し直ちにお見舞いのメッセージが送られたことに深く感謝すると述べた。

陳氏はさらに、中国と台湾がこの3年間にさまざまな形式で交流と対話を推し進めてきたことで、中台関係は安定した発展を遂げたと評価。呉伯雄氏の訪中は国民党と共産党の対話交流を深め、中台関係の平和的発展を一層深めることになるとの期待を示した。（翻訳・編集/本郷）