中国人観光客に世界のお店が「超国民待遇」、訪日観光客からは「友人にうらやましがられた」の声―中国メディア

BRIDGE    2017年9月29日(金) 7時50分

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中国メディア・中国網は、「海外の店舗は『超国民待遇』を用意して中国人観光客を待ち受けている」とする記事を27日付で掲載した。イメージ写真。

中国人観光客が海外に繰り出す国慶節(建国記念日)連休が目前に迫る中、中国メディア・中国網は「海外の店舗は『超国民待遇』を用意して中国人観光客を待ち受けている」とする記事を27日付で掲載した。

記事が取り上げたのは、世界各地の数十万に上る店舗が国慶節シーズンに「支付宝価格」を用意しているという話題だ。「支付宝(アリペイ)」とは中国のアリババグループが手掛けるモバイル決済サービスで、これを使って支払う中国人観光客は特別価格が認められるという。記事によると、日本の大手ディスカウントストアで買い物したある女性は「支付宝を使って日用品を買ったら15%引きになった。日本にいる友人からうらやましがられた」とコメント。また、タイの免税店関係者は「国慶節はわれわれにとっても祝日。中国人観光客を迎える準備は整えた」と話し、「中国人観光客が最も慣れ親しんでいる支払い方法を導入し、特別な価格を用意した。中国語サービスも提供する」と説明したという。

記事はこのほか、成田空港が中国語サービスを強化していることなども紹介。データによると、2016年に海外を訪れた中国人観光客は延べ1億2200万人に上り、中国は4年連続で世界1位となった。今年上半期は同6203万人に達している。(提供/Bridge・編集/Asada)

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