2008年5月17日、華西都市報は中国各地で地震によって両親を失った孤児を引き取ろうという動きが広がっていると伝えた。しかし16日、四川省民政庁関係者は被災地では現在児童の救助、治療、身分確認などの作業を進めている段階で、「現時点では孤児引き取りの申請は受け付けていない」とコメントしている。

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中国の掲示板サイトでは被災地の孤児を引き取ろうという運動が人気を集めている。北京五輪の聖火リレー問題などで愛国主義が高まった後だけになんらかの形で貢献しようという市民の熱意が強く、寄付やボランティアだけではない活動が模索されたようだ。華西都市報だけで100件以上の問い合わせを受けている。

一方、四川省民政庁は孤児引き取りには複雑な手続きが必要だとし、現在被災地では喫緊の救援活動が続けられているため、現時点では申請は受け付けられないとコメントしている。（翻訳・編集/KT）