2008年5月18日、中国新聞網によれば、国家旅游局の王志発（ワン・ジーファー）副局長が記者会見の席で、四川大地震により観光ツアー客54人が亡くなったことを明らかにした。1人は台湾人観光客だった。重傷者は10人、軽傷15人、外国人観光客の死傷者はまだ報告されていないという。

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王副部長によれば、18日正午までに約9720人の国内外観光客が被災地から避難。現在、10人の観光客が安全に避難するため待機しており、うち3人の台湾人観光客は[シ文]川から都江堰の方角4．5kmの場所で避難を待っているという。この他、外国人の個人旅行者7人が茂県の県城（県人民政府のある都市）におり、619人の国内観光客が被災地に足止めされている。このうち、四川省在住の観光客約300人が北川チャン族自治県一帯に足止めされており、他に[シ文]川、茂県、松潘一帯に足止めされているほか、国内の個人旅行者3人と連絡がまだ取れていないという。

統計によれば、四川大地震の影響により、被災地に足止めされている省内外の観光ツアーは506グループ、観光客は1万386人に上る。そのうち、台湾、香港、マカオを含む海外からの観光客は1073人、国内観光客は9313人。

国家旅游局は、観光客の安全を最優先し、被災した観光客の捜索と救援にあたっているという。（翻訳・編集/岡田）