<四川大地震>小中学校で地震を想定した防災訓練が活発に―広東省

Record China    2008年5月19日(月) 20時35分

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18日、四川省で12日に発生した大地震を受けて、広東省の小中学校では、地震を想定した防災訓練を取り入れる動きが進んでいる。広東実験中学では早速、全校生徒による避難訓練が行われた。写真は14日、山東省[シ維]坊市新東方幼稚園で行われた防災訓練。

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2008年5月18日、四川省で12日に発生した大地震を受けて、広東省の小中学校では、地震を想定した防災訓練を取り入れる動きが進んでいる。広東実験中学では早速、全校生徒による避難訓練が行われた。広東のニュースサイト「南方網」が伝えた。

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同中学では18日、「地理・政治」の授業を利用して全校生徒による避難訓練が行われた。記事によると、生徒たちは避難の途中、手提げかばんや枕を頭に被ったり、掛け布団やシーツで身体を覆ったりするなどして身を守った。地震を想定した訓練は初めてだったが、大きな混乱もなく終了。「これまでは火災を想定した訓練だけだったが、これからは地震対策にも力を入れたい」と同校事務局主任。現在は、マニュアル作りに追われていると語った。

広東省では四川大地震の後、授業に集中できないなどの不安定な心理状態に陥っている児童・生徒が少なくない。そのため、多くの学校ではカウンセリングルームの開室時間を延長したり、特に重症の場合には特別なカウンセリングを施したりするなどの対策を講じているという。(翻訳・編集/NN)

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