Record China 2017年10月9日(月) 7時40分
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5日、韓国・SBSは、韓国のタクシーでたびたび問題となる乗車拒否について取り上げ、韓国と異なり「運転手が堂々と乗車拒否できる国」があると伝えた。資料写真。
2017年10月5日、韓国・SBSは、韓国のタクシーでたびたび問題となる乗車拒否について取り上げ、韓国と異なり「運転手が堂々と乗車拒否できる国」があると伝えた。
1970年代から40年以上の「乗車拒否の歴史」を持つと紹介された国はカナダだ。76年1月、一部の州で車の全座席におけるシートベルト着用が法律で義務化され、乗客が着用を拒否したり車のシートベルト設置数を超える人数が乗車しようとした場合、運転手が乗客を拒否できるようになった。もちろん、幼い子を抱いての乗車も禁止。チャイルドシートは個々人が用意するよう勧告もなされた。
一方の韓国では、窮屈だという理由で特に後部座席でシートベルトを締めない人が多いという。後部座席でのシートベルト着用率はわずかに22%(2014年)、97%のドイツと比べると歴然の差だ。しかし今年5月、タクシーの後部座席にいた乗客が大けがを負った事故など、シートベルト非着用が原因で大事に至る事故が後を絶たない。
この問題について記事は、先進国をはじめ中東諸国など海外各国で後部座席のシートベルト着用が義務化される中、韓国では一般道路における着用義務がいまだ定められていないことも要因と指摘している。最近、警察からも「全座席でのシートベルト着用」を義務付ける法改正案が出され、韓国国会で検討が行われているところだ。
これについて韓国のネットユーザーからも「当然、韓国も全座席での着用義務を法で定めるべきだ」との意見が多く寄せられているが、このほかコメント欄に数多く上がった「告発」めいた書き込みをみると、その実態はなかなかに厳しいようだ。
「韓国人は人がシートベルトを締めるのを見て『事故なんて起こらない。死なないさ』という反応を見せる人がすごく多い。一度事故に遭えば目が覚めるのかな」「警察からして締めてない人が多いし、一般市民は助手席だって締めない場合が多いよ」と諦めのような声が多く、「先進国と韓国を比べるなんて、他に比較する国がないの?」「先進国はだてに先進国と呼ばれてるわけじゃない」といった声も。
また「タクシーに乗った途端にシートベルトを締めると、運転手が不機嫌になる」「タクシーで締めようとすると、『おれの腕を信じてないのか?』と怒られるんだよね」と、タクシー運転手への指摘もある。
そうした中、「義務化したところで韓国人が締めるはずがない」と主張するネットユーザーからは、「逆にシートベルト禁止法でも作れば、韓国人なら政府を批判して『シートベルトを締めさせなくするなんて』と何が何でも締めるようになる」と、韓国国民の意識を逆手に取った仰天の解決案が寄せられた。(翻訳・編集/吉金)
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