香港スター集結の映画「欲望の翼」をアンディ・ラウが語る、貴重なシーンはフィルム行方不明―香港

Record China    2017年10月9日(月) 21時40分

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8日、当時の人気香港スターが集結した映画「欲望の翼」について、俳優アンディ・ラウが九龍城砦で行った撮影などについて語っている。写真は映画「追龍」より。

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2017年10月8日、当時の人気香港スターが集結した映画「欲望の翼」について、俳優アンディ・ラウ(劉徳華)が九龍城砦で行った撮影などについて語っている。香港01が伝えた。

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1990年公開のウォン・カーウァイ(王家衛)監督「欲望の翼」には、アンディ・ラウはじめレスリー・チャン(張国栄)、トニー・レオン(梁朝偉)、ジャッキー・チュン(張学友)、マギー・チャン(張曼玉)ら、当時の若手香港スターが集結。「アジア最凶」「悪の巣窟」と言われたスラム街の九龍城砦でも撮影が行われた。

アンディ・ラウによると、数十日かけて行われた九龍城砦でのロケではウォン・カーウァイ監督が長回しにこだわったため、海外から機材も取り寄せた。しかし公開前にすべてカットされてしまったという。この映画でカットされた部分には、今は亡きレスリー・チャンの姿をはじめ、貴重なお宝シーンが大量にあるはずだが、アンディ・ラウによると「フィルムを見つけるのは難しい」とのこと。ウォン・カーウァイ監督でさえも、恐らく所有していないだろうと語っている。

アクションスターのドニー・イェン(甄子丹)との共演が話題の最新作「追龍」にも九龍城砦が登場している。しかし実物は93年に取り壊されたため、中国で再現したセットで撮影が行われた。本物を知るアンディ・ラウによると、セットの相似は「90%」で非常に完成度が高く、やや明るいことを除けば完璧なものだった。アンディ・ラウの記憶では、本物の内部は常にじめじめしていたので、撮影中はとにかく水をまくことをスタッフに勧めていたという。(翻訳・編集/Mathilda

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