Record China 2017年10月21日(土) 12時0分
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16日、日本を旅行した中国人がこのほど、その時の思い出をブログにつづっている。
2017年10月16日、日本を旅行した中国人がこのほど、その時の思い出をブログにつづっている。以下はその内容。
日本を訪れた中国人観光客の多くが日本の道路の清潔さを口にしている。それは事実だ。ただ、その清潔さは路上に紙くずや空のペットボトルが落ちていないだけではない。高速道路の脇にある植え込みですらほこりひとつないと言ったら、想像がつくだろうか。清潔さが保たれているのは、次のような理由があると思う。
日本ではごみの分類がしっかりされている。ごみ箱は少なく、観光地でも決まった場所にしか置かれていないのだが、そうした場所でもごみ箱は種類ごとにいくつか置いてあり、必ず分類して捨てられている。
大阪を観光している際、住宅街の壁に曜日ごとのごみ収集内容が記されているのを見かけた。「クレヨンしんちゃん」でよく見かける古紙回収日などのあれだ。また、ごみ袋にはどの世帯から出たごみかが書かれていて、ごみの分別をしっかりできていないと回収してもらえず困ることになる。
日本は海洋性の気候のため、大阪にいた間はしょっちゅう小雨が降った印象だ。雨で洗い流されるのは無料の道路掃除をしてもらうようなもので、清潔さにも少なからぬ貢献をしているだろう。
日本は環境維持がとてもよくできている。工業汚染の予防は、詳しいことは知らないので推測にすぎないが、建設会社や施工業者に対してルールが定められているようだ。例えば中国の杭州市では排水工事をする場合、何も囲わずそのまま作業するが、日本では作業している現場を囲んで粉じんが飛び散らないようにしている。香港でも同じような感じで作業が行われる。汚染予防と安全性確保のためだ。
もう一つは違反への対応が厳格化されているということだ。大阪ではたとえ紙くずでも、むやみに川に捨てると高額な罰金を科せられかねない。もちろん街がきれいなのは罰金の効果ではなく、人々がみな環境維持に努めているからこそだろうが。
と、こうして書いてみるとため息が出た。同じように人口密度が高い国なのに、なぜ私たちの国ではPM2.5の濃度がこんなに高いのか。中国北部では冬になると汚染がひどすぎてもう生きるすべすらないような状態になる。(翻訳・編集/岡田)
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