Record China 2017年10月23日(月) 18時10分
拡大
中国市場での業績回復を図る大手ファストフードチェーン・マクドナルドとケンタッキーフライドチキンが中小都市で出店ペースを加速させている。
2017年10月22日、中国市場での業績回復を図る大手ファストフードチェーン・マクドナルドとケンタッキーフライドチキンが中小都市で出店ペースを加速させている。どちらも中小都市で1日1店という速いペースで新規出店している。参考消息(電子版)が伝えた。
フィナンシャル・タイムズによると、ケンタッキーフライドチキンを運営するヤム・ブランズは現在、中国の1100都市に同社傘下の店舗があり、さらに900都市で出店を検討している。すでに5300店が営業中で、マクドナルドの2倍に上る。一方、マクドナルドも5年以内に新たに2000店を出店する計画で、20年には中国のマクドナルドの45%が中小都市の店舗になるという。
13年以降、消費者の健康意識が高まったことや、消費期限切れの鶏肉を使っていたなど食品安全性の問題により、マクドナルドもケンタッキーフライドチキンも中国市場で苦戦が続き、業績を落としていた。
山東省浜州市に位置する鄒平県は人口70万人の目立たない街だが、大手ファストフード店の開店が相次いでいる。しかし、今後は中小都市でも主要都市と同様に消費者の健康意識が高まり、ファストフードが嫌われてしまう可能性はある。
そこで、ケンタッキーフライドチキンは杭州で従来の店舗とは異なる「KPRO」を出店。健康志向や高品質をアピールするメニュー構成になっており、さらにカメラに笑顔を向けるだけで支払いができる「Smile to Pay」も導入し、業績を上げているという。(翻訳・編集/岡田)
この記事のコメントを見る
人民網日本語版
2017/7/10
Record China
2017/6/10
2017/5/3
2017/3/7
2017/3/19
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る