<四川大地震>救援物資を不法販売、避難所物資の不当使用も―成都市

Record China    2008年5月23日(金) 20時0分

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22日、四川省成都市公安局が、テントや寝袋などの震災救援物資を不法に販売していた12人を逮捕した。写真は同省都江堰市のテント村。

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2008年5月22日、四川省成都市公安局が、テントや寝袋などの震災救援物資を不法に販売していた人物12人を逮捕した。成都伝媒集団の報道。

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逮捕された主犯格・劉値毎(リウ・ジーメイ)はもともとアウトドア洋品店を営んでいたが、震災後は赤十字会の名を語ってテントなどを販売しており、このほど区規律審査委員会、区工商局、区赤十字会が通報を受けて同店を調べている。

劉は震災発生の12日以降、寧波市から仕入れた対災害用品に「震災救援物資」のラベルをつけて販売、現在までにテント120点を550〜945元(約8200〜14000円)で、寝袋692点を60〜99元(約900〜1500円)で販売、約12万元(約180万円)の売り上げを得た。そのほかに、一般用のテントや寝袋を合計60万元(約900万円)以上販売している。

さらに、公安局は「市の非被災民地区での救援用テントおよび寝袋使用の合法性審査に関する緊急通知」に基づき、被災民でないにも関わらず、避難所のテントや寝袋を不当に使用している一部の住民や、政府指定場所以外の場所にテントや寝袋を広げる被災民も厳しく取り締まっていく方針。また、政府支給以外のこれらの物資を発見した場合には、その流通ルートなどを厳しく追及していく。(翻訳・編集/愛玉)

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