2008年5月23日まで、長江水利委員会の最新統計で、今回の大地震で被害を受けた長江流域のダム・貯水池が約2300に達したことが分かった。このため長江防総弁公室は、四川省を含む長江流域の8つの市・省に対して、決壊防止、適切な水量調整を要請する緊急通知を出した。24日、中国新聞社が伝えた。

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重大被災地の四川省では、ダム・貯水池、水力発電所、堤防、排水溝・水門などに影響が及び、そのうちダム・貯水池は1803個が被害を受け、379個が非常に危険な状態にあるという。

こうした状況を受け、長江防総弁公室は緊急通知を出して、長江流域のダム・貯水池、水力発電所、堤防、水門などの被害状況を把握するよう各地方政府に要請。同時に、責任ある監督、措置試案の制定、適切な水量調整を求め、とくに土石ダムの状況を調査して上流下流に及ぼす影響を分析し、被害発生が予測される地区の住民を速やかに避難させるよう指示した。（翻訳・編集/汪葉月）