<四川大地震>鬼畜!睡眠薬を飲ませ…!乳児5人誘拐の人身売買犯を逮捕―中国

Record China    2008年5月25日(日) 21時55分

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24日、四川大地震の被災地で、売買目的で乳児5人を誘拐しようとした女ら6人が逮捕された。写真は、四川大地震で被災した子供たち。

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2008年5月24日付「江南都市報」によると、四川大地震の被災地で、売買目的で乳児5人を誘拐しようとした女性ら6人が逮捕されていたことが分かった。

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事件が発覚したのは、震災4日目の16日。四川省江油市では、多くの市民が余震を恐れ、避難所のテントで寝泊りをしていた。そんな中、一様に乳児を抱えた女性の集団が、テントも利用せず、旅館に宿泊しようとした。5人はいずれも少数民族の出身で、年齢は20〜35歳。「北川県で被災し、江油市まで逃げてきた」などと言っていたが、乳児らが目を覚まさないことを不審に思った旅館のオーナーが警察に通報した。

駆け付けた警察が、女性5人と中年男性1人の身柄を拘束。当初、「自分たちの子供」と供述していたが、所持していたバックから大量の睡眠薬が出てきたことから、誘拐容疑を認めた。

調べによると、6人は四川省西昌市などの出身で、乳児らを山東省臨沂市まで運び出すように依頼されたという。乳児一人につき運搬料は1500元(2万2500円)。睡眠薬は乳児が泣き出さないように使ったという。

保護されたのは、生後10日から生後2か月までの乳児5人。地震後、病院から連れ出されたと見られ、唇が青紫色になっていた子や、臍帯の傷口が腫れて炎症を起こしていた子もいたという。警察は現在、全力をあげて両親を捜している。(翻訳・編集/SN)

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