Record China 2008年5月26日(月) 12時10分
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25日午後、四川大地震で最大となるマグニチュード6.4の余震が発生。余震発生時、四川省徳陽市にいた芸能人バドミントンチームはその情景をブログで伝えている。写真は余震発生後の四川省綿陽市。
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2008年5月25日午後4時20分(現地時間=以下同)、四川大地震で最大となるマグニチュード(M)6.4の余震が発生した。余震発生時、四川省徳陽市にいた芸能人バドミントンチームはその情景をブログで伝えている。同チームは芸能人、有名スポーツ選手らが所属するバドミントンチームで国家体育総局のもと公益活動のために組織された。今回の震災でも18万元(約270万円)の寄付を発表している。
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25日午後4時、あらゆる建物が猛烈な勢いで揺れ始めた。めまいを起こしそうになるほどの揺れは、12日に北京で感じたゆれとは比べものにならない。ホテルの12階の部屋から外を見ると、建物から人々が飛び出していくのが見える。あっという間に徳陽市に住む数十万の市民が青空の下へと避難した。
携帯の電波がなくなり、人々は何とか各地の親戚と連絡を取ろうと必死に電話をしようとしている。道では父親が子どもと妻の手を引き、母親が乳児を抱いている。年老いた夫婦は手と手を取り合って互いを励ましていた。その姿は感動的ですらある。強烈な地震によって人々は外に飛び出したが、12日ほどの恐怖はなかったようだ。すでに数多くの余震を経験し、慣れていたこともある。
その時、ホテルの女性従業員が外に逃げるよう言いに来た。顔を洗い衣服も整え、さらにはカメラまで準備していたぼくの姿を見てあきれていた。ぼくは地震なんか怖くない。そうじゃないとここまで来ない。12日、彼女は地震から逃げる際、人と手と手を取り合って逃げたが、安全な場所について初めて手を取り合っていた人がまったく見知らぬ人であることに気がついたのだという。
全く見知らぬ他人であっても、人は手を取り合い互いを励ますことができるという事実にまたも感動を禁じ得なかった。(翻訳・編集/KT)
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