<四川大地震>「被災者用テントで警官が麻雀」はデマ!住民12人を拘留―成都市

Record China    2008年5月26日(月) 21時26分

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25日、「被災者用テントで警官らが麻雀をやっている」との噂を信じた住民らがテント内にいた警察職員を襲撃した事件で、デマを流した12人が拘留された。写真は四川省都江堰市の特殊警察(資料写真)。

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2008年5月25日、四川省成都市青羊公安分局は24日、「女性警官とその家族が被災者用テントの中で、酒を飲みながら麻雀をしている」との噂を信じた住民らが、このテント内を包囲、中にいた警察職員らを襲撃した事件で、容疑者12人を拘留した。地元紙「成都日報」とそのサイト「四川在線」が報じた。

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調べによると、今月21日夜、成都市内にある東[土皮]派出所の警官と同区職員らが被災者用テントに防水塗料を塗る作業をしていたところ、突然住民に取り囲まれ、罵倒されたあげく殴られた。これにより、警官8人と区職員6人が負傷した。怪我を負った警官のうち6人は、都江堰市にて連続60時間以上の救出活動を終え20日に成都市に戻ったばかり。休息もとらずに現場で作業していたところ襲撃にあったという。

この噂のなかで実名を挙げられた当の女性警官は、四川大地震発生後ずっと職場で救助活動の後方指揮に当たっていたことが判明。現地公安分局は噂を「まったくのデマ」と断定して、今回の襲撃事件に関与した16人を割り出し、デマを流した容疑者を含む11人を刑事拘留、1人を行政拘留、3人を警告、残る1人を保護観察処分とした。(翻訳・編集/本郷)

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