<四川大地震>子供保険・傷害保険の加入者が増加―湖北省武漢市

Record China    2008年6月3日(火) 14時7分

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四川大地震発生後の5月後半、湖北省武漢市内で生命保険会社への相談や子供保険・傷害保険の契約数が急増したという。地震被害の大きさを受けて保険への意識が高まっている。写真は武漢市内。地震発生後、安全な場所へ避難する市民。

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2008年6月2日、中国の生命保険大手、「平安人寿」は「第13回顧客サービス週間」を開始。その中でも注目を浴びているのは傷害保険と子供保険。四川大地震での被害が脳裏にあるようだ。3日付長江日報が伝えた。

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「四川大地震以降、子供保険と傷害保険への相談が急増しています」とは平安人寿湖北支社の社員。「あの地震では子供への被害が最も大きく、多くの人に保険への意識が芽生えたようです」と分析する。

こうした傾向は武漢市内、各生命保険会社で見られる現象で、同大手「太平人寿」でも相談数が10%も増加、契約数は通常の2倍以上に増加した。契約数・相談数の急増が見られたのは地震発生後の5月後半。つまり、四川大地震発生後だ。

小学校5年生の子を持つ張さん。地震前、担任の教師に保険への加入を勧められた。しかし、「お金のむだ」と断ったという。しかし、地震発生後、喜んで保険に加入しただけではなく、他の保険についても検討中だという。

専門家によると、「ここ数年、武漢地区の保険業は発展傾向にあり、市民の中でも保険への意識が高まる傾向が見られた。今回の地震はそれを加速しただけだ」と語る。(翻訳・編集/小坂)

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