2008年6月3日、中国新聞社が伝えたところによると、五輪会場で意図的に個別企業を宣伝することを狙った、ロゴ入り衣服着用のグループは入場が禁止されることがわかった。北京市の五輪ニュースセンターで発表された「五輪会場での違法商業活動防止提起書」で明らかになった。

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発表会では、記者から「以前の五輪では一部観客が非スポンサー企業のロゴが入った服を来て入場したり、コカ・コーラ社以外の飲料を持ち込むなどのケースがあった。北京五輪ではこれらの隠れた宣伝活動をどのように取り締まるのか。また、一般の観客と違法宣伝行為を企図するグループとをどのように区別するのか」との質問があった。

五輪組織委員会は「こうした行為は確かにこれまでの五輪で見られた典型的な違法宣伝活動」と認めた上で、会場入場時点で厳重に取り締まるとしている。具体的には、一切の飲料は会場内への持ち込みが禁止されるほか、スポンサー企業のロゴ入りの服であっても10人以上の団体が同じ服を着用した場合は、商業活動の禁止規定に触れるとして入場を許可しないという。（翻訳・編集/KT）