2008年6月4日、南昌市のニュースサイト「大江網」が伝えたところによると、中国江西省で、「愛国」「外国企業のボイコット」を謳い文句に「マルチ商法」を行い、およそ325万元（約4800万円）を荒稼ぎしていた主犯格4人が逮捕された。

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この4人は今年2月、「愛国市民になりませんか？」をキャッチフレーズに設立した「新田人際関係網」という会員制サイトを利用。会費を払って入会し、商品を2つ売るだけで「月収10数万元（1元＝約15元）も夢ではない」などと勧誘した。会費はおよそ3000元（約4万5000元）。2月19日から4月26日までの間に、1000人以上が被害にあった。

逮捕された4人のうち2人は夫婦で、集めた金額はおよそ150万元（約2200万円）。もう1人は河北省の「子会員」で、およそ110万元（約1600万円）を集めた。残る1人は60歳過ぎの老婦人で、調べに対し「愛国と言われて信じてしまった」と供述しているという。（翻訳・編集/NN）