Record China 2008年6月11日(水) 11時5分
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10日、中国優生優育協会の泰新華会長は「中国の人口の自然増加率は1%以下にまで低下してきている」と語り、計画出産や優生優育政策が大きな成果を上げていることを強調した。資料写真。
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2008年6月10日、中国優生優育協会の泰新華(タイ・シンホア)会長は、上海市で行われた同協会の学術論文報告会で「中国の人口の自然増加率は1%以下にまで低下してきている」と語り、計画出産(一人っ子政策)や優生優育(優れた子を生み、育てる)政策が大きな成果を上げていることを強調した。「新華網」が伝えた。
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泰会長によると、1970年から2000年までの間に、一人っ子政策の推進や社会環境の変化によって国民の出産意識に根本的な変化が生じ、3億人以上の人口抑制に成功したという。しかし一方で、新生児は毎年1600万から2000万人誕生し、総人口は年800万から1000万人のペースで増加し続けており、人口問題について楽観は許されないとの見方を示した。
また、障害者の総人口に占める比率は約4.9%、平均20家庭に1人の割合で存在する計算になると指摘し、同協会の提唱する「ゆりかごプロジェクト(妊娠中から3歳児までの胎児、嬰児、幼児に対する健康管理、教育、育成などを重視する政策)」を推進するとともに、障害者の出生や発生率の抑制を当面の急務と位置づける必要があると語った。(翻訳・編集/HA)
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