無償献血が急増、WHOが高く評価―中国

Record China    2008年6月16日(月) 15時35分

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14日、WHO(国際保健機構)によれば、中国でほぼ100%という自発的な無償献血の目標が達成された。政府による決定と四川大地震により、全国で無償献血を行う人が大幅に増えたという。写真は14日、中国各地。

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2008年6月14日は世界献血デー。WHO(国際保健機構)によれば、中国でほぼ100%という自発的な無償献血の目標が達成された。中国が献血事業の面で他国のモデルとなる成果を得たことは、献血推進の大きな原動力になると賞賛された。中国新聞網が伝えた。

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国連ウェブサイトのニュースによれば、1998年の時点における中国の血液の約8割が有償献血と家族の献血によるものだったが、10年後の現在では、自主的な無償献血率98.5%という数字が実現。現在、100%の自主的な無償献血が達成されている国はわずか54か国だという。

世界最大の人道主義団体である国際赤十字赤新月社連盟も、中国の献血率上昇を歓迎している。中国政府の決定が大きな効力を発揮したとしたほか、四川大地震後に献血の状況に大きな変化が見られ、全国各地で無償献血を行う人が大幅に増えたとしている。

WHOは、無償献血を行う人への感謝期間を設け、年内に20回以上の無償献血を行った人に金メダルを授与することを発表。また、6月14日の世界献血デーから北京オリンピック開幕までの間、無償献血を行った人には同じデザインのバッジが贈られることになっているという。(翻訳・編集/岡田)

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