清朝皇帝の玉璽、最高の7億8千万円!中国人が落札―フランス

Record China    2008年6月17日(火) 16時28分

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16日、フランスで14日に行われた競売で、清代の康煕帝が使ったとされる「玉璽」が約7億8000万円で落札された。印章の落札額としては過去最高となる。

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2008年6月16日、環球時報によれば、フランスのトゥールーズで14日に行われた競売で、清の時代の康煕帝(在位1661〜1722年)が使ったとされる「玉璽」が470万ユーロ(約7億8000万円)で落札された。印章の落札額としては過去最高だという。

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14日、フランスメディアの報道によれば、この玉璽は長さ14cm、幅10cm、重さ約3000g。上部に赤く6文字の漢字が刻まれ、雲龍の文様が掘られており、康煕帝が生前に使用した130個の印章の1つであるという。開始価格は30万ユーロ(約5000万円)だったが、手数料などの経費を含めた最終的な価格は560万ユーロ(約9億3600万円)になった。

この玉璽はトゥールーズのある旧家に収蔵されていたもので、玉璽の用途や価値についてはまったく把握していなかったという。

落札者の詳しい情報は未だ明らかではないが、関係者によれば、落札したのは電話で競売に参加したある中国人。アメリカのコレクターと博物館もこの印章に興味を示したが、これほどの額を出せるのは中国人コレクターだけだと業界でも評判になっているという。(翻訳・編集/岡田)

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