進む「少林寺ビジネス」、今度はネットショップ出店、奥義は15万円―河南省

Record China    2008年6月23日(月) 18時20分

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23日、中国河南省登封市で1500年以上の歴史を誇る「嵩山少林寺」が、ネットショップを出店したことで話題を呼んでいる。写真は07年5月、少林寺で行われた「浴佛節」(釈迦の誕生日)の儀式。

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2008年6月23日、中国河南省登封市で1500年以上の歴史を誇る「嵩山少林寺」が、ネットショップを出店したことで話題を呼んでいる。最も高価な商品は少林寺に伝わる奥義が書かれた「少林武功医宗秘笈」で1セット9999元(約15万円)もするという。重慶日報系のニュースサイト「華龍網」が伝えた。

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「少林寺」傘下企業の少林歓喜地総公司が、先月12日からオンラインショッピングサイト「淘宝網(タオバオ)」にネットショップ「少林歓喜地」を出店している。今のところ、取り扱い品目はおよそ40品。修行僧が身につける法衣のほか、修行僧をモチーフにしたTシャツなどオリジナルグッズの開発・販売にも力を入れている。ネットショップのほか、店舗の世界展開も検討中。本山にある旗艦店には2000以上の品揃えがあり、今後は「ネットショップでも同様の充実を図っていきたい」としている。

少林寺は1999年、MBA(経営学修士)を持つ現在の釈永信(シー・ヨンシン)方丈の代になると積極的なビジネス展開を始めた。一部では「営利主義」と批判の声も上がっているが、米紙「ロサンゼルス・タイムズ」では、「中国仏教文化と現代企業文化を融合させた成功者」と紹介されたこともある。(翻訳・編集/NN)

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