2008年6月27日、30日から台湾で人民元の両替が解禁される。26日付新華社電によると、台湾当局は26日、「台湾地区での人民元売買業務に関する開放案」を可決し、両替の解禁を決めた。

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台湾当局の関係者によると、7月4日から始まる中国本土−台湾間の週末チャーター便と中国本土からの台湾観光旅行の解禁を受けて採られた措置。当面は両替の上限を1人1回当たり2万元とする制限を設けたが、将来的には引き上げも検討する。

台湾当局はまた、同日に金融の方面でも5つの緩和策を打ち出した。台湾市民がQFII(適格海外機関投資家)を通じて、中国本土株式市場に投資することを認めるほか、香港−台湾間でのETF（上場投資信託）の相互上場、香港上場企業による台湾株式市場への上場、中国に投資するファンドの投資枠拡大、中国証券先物業への投資緩和が盛り込まれた。緩和策は近く施行される見通しだ。（翻訳・編集/KS）