<四川大地震>感染症流行防止で一部地域を閉鎖―四川省

Record China    2008年6月27日(金) 14時37分

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27日、四川大地震の被災地・同省北川県で、感染症の蔓延を恐れて再度封鎖が実施された。現地は、がれきの下に埋まった犠牲者の遺体に腐敗が進んでおり、衛生状況が悪化している。写真は自宅から必要なものを運び出す北川県民。

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2008年6月27日、四川大地震の深刻な被災地のひとつである同省北川県で、再度封鎖が実施された。天候条件も影響し、現地では感染症蔓延が懸念されており、封鎖も一定期間続くものと思われる。新京報の報道。

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北川県の被災民はこれまで、必要なものを取りに行くなどの目的で自宅へ戻ることが許可されていたが、それも26日午前0時より不可能となった。25日、北川県へ通じる道路は家具などを持ち出そうとする住民で大混雑、地元警察が検問所を複数設置して交通整理に当たった。また、北川県を出る全ての人に、消毒措置を施した。

綿陽市委員会宣伝の関係者によると、北川県では、がれきの下に埋まった犠牲者の遺体の腐敗が進んでおり異臭を放っているほか、ハエや蚊が発生している。それでも埋没した近親者の遺体を掘り起こそうとする遺族が後を立たず、今回の措置に踏み切ったという。

今後、感染症予防工作などの目的で北川県入りする全ての救援人員や車両は、規定された日時と路線を遵守したうえ、許可証の掲示によって通行が認められる。また、公安局と衛生部門による消毒処理も、毎回義務付けられている。(翻訳・編集/愛玉)

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