Record China 2008年6月27日(金) 22時20分
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25日、全国人民代表大会常務委員会で、国有企業の一般社員と管理職との給与差が数百倍にも達するという問題が取り上げられた。中国では数年前から社会問題となっている。写真は民間企業の就職説明会。国有企業でリストラされた人たちが職を探している。
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2008年6月25日、全国人民代表大会(国会に相当)常務委員会で、国有企業の一般社員と管理職との給与差が数百倍にも達するという問題が取り上げられた。中国では数年前から社会問題となっている。中国青年報が伝えた。
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この日行われた「企業国有資産法」に関する審議の際、一部の委員から、国有企業における給与格差の問題が提議された。鄭功成(ジョン・ゴンチョン)委員は、「一般社員と管理職の給与格差は数百倍にも上る」と指摘。また、同じ国有企業でも企業間で福利厚生などの待遇にかなりの格差があることも取り上げられた。鄭委員は「このような格差はあってはならないこと」と述べ、改善を訴えた。
大中規模の国有企業で現在適用されている給与体系は、02年に制定されたもの。その中で、管理職と一般社員との給与差は「12倍以内」と定められているが、現状ではこの規定が徹底されていないという。(翻訳・編集/NN)
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