新華社が伝えたところによると、2008年6月28日、中国を表敬訪問中だった海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」は5日間の日程を終えた。広東省湛江市沖の海域で中国海軍艦艇と合同演習を実施した後、帰国の途につく。

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昨年11月、中国のミサイル駆逐艦「深セン」が訪日。今回はその返礼として、自衛隊艦艇の史上初の中国訪問が実現した。中日関係改善の流れの中で、国防分野でも両国の協力が着実に進んでいることを象徴する訪問となった。

中国ではネットユーザーなど一部から、自衛隊訪中に反発の声も見られたが、27日に行われた交流イベントは市民数百人が詰めかける大盛況。参加者は日中双方の軍楽隊の演奏会を楽しんだ後、「さざなみ」に乗艦し見学した。（翻訳・編集/KT）