Record China 2008年6月30日(月) 14時16分
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29日、中華医学会糖尿病学分会の楊文英主任委員は28日、「近年、中国では2型糖尿病発病率が急増している」と述べたうえで、血糖コントロールに一層の注意が必要と指摘した。写真は6月28日、武警河北総隊病院での糖尿病患者の手術の様子。
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2008年6月29日、中華医学会糖尿病学分会・主任委員の楊文英(ヤン・ウェンイン)教授は28日、「近年、中国では2型糖尿病の発病率が急増している」と警告した。また同時に、血糖コントロールには一層の注意が必要と指摘。06年の調査データによると、中国国内の糖尿病患者のうち、血糖コントロール値を達成しているのは4分の1にとどまるという。中国新聞網が伝えた。
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28日、北京市で開かれた米国糖尿病学会(ADA)年次学術集会での発言。中国国内外の専門家が一堂に会し、糖尿病の最新動向などを解説した。楊教授によれば、5年前に、中国都市部の18歳以上の2型糖尿病発病率は6.07%にのぼり、糖尿病合併症を含んだ2型糖尿病の医療費は187億元(約2800億円)を突破したという。なお、この医療費は国内衛生事業費の4%を占める。
楊氏は、「2型糖尿病は深刻な慢性疾患の一つ」としたうえで、「適切な血糖コントロールを続けることで、心臓病、脳卒中、失明、腎症、壊疽など糖尿病合併症のリスクを回避することができる。また、衛生事業費を削減するうえでも大きな意義がある」とその有効性を訴えた。(翻訳・編集/SN)
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