Record China 2008年7月3日(木) 12時48分
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2日、中国で最大、最新鋭の巡視船「海巡31」が6月30日、浙江海区の巡視を開始。東シナ海の春暁ガス田の巡視などを含めた海上の安全や“国家主権”の確保などに努めるという。写真は7月2日、寧波海域での巡視船「海巡31」。
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2008年7月2日、CCTVの報道によれば、中国で最大、最新鋭の巡視船「海巡31」が6月30日、浙江海区の巡視を開始した。東シナ海の春暁ガス田(日本名:白樺)の巡視などを含め、海上の安全、“国家主権”の確保などに努めることになるという。
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海巡31は全長112.8m、幅13.8m、吃水4.38mで、排水量は3000t。最高巡航速度は22ノット以上で、18ノットで巡航した場合の航続距離は6000カイリ。中国の海自システムでは初となるヘリコプターの離発着可能なデッキを備えた「非軍事用途の船舶」となる最新鋭の、近代化された巡視艇だ。
浙江海事局の何易培(ホー・イーペイ)副局長によれば、今回の巡視は浙江省舟山小板門と台州大陳島海域などの事故が多発しているエリアと、舟山連島プロジェクトや東シナ海の春暁ガス田など、重要な海上施設と水域に重点が置かれており、海巡31を中心に約60隻の巡視艇と、1000人以上が出動しているという。(翻訳・編集/岡田)
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