2008年7月2日、2日付新華社によると、上海市外国投資工作委員会がこのほど発表した08年1−5月の上海市への外国直接投資額（FDI）は契約ベースで前年同期比24．2％増の68億7000万米ドルだった。うち外資100％出資の新規事業が57億7200万米ドルと84％を占めた。

上海市がこの期に承認した外資出資の新規事業は1471件。うち、外資100％出資が1320件で、件数でも89．7％と高い数値を示した。国内企業との合弁事業は136件、金額（契約ベース、以下同じ）にして9億0300万米ドルで、外国直接投資に占める割合はそれぞれ9．25％、13．14％だった。

産業別にみると、第三次産業への外国直接投資額が契約ベースで前年同期比66．9％増の50億1300万米ドルで、外国直接投資全体の73％を占めた。業種別では、金融サービスが63．8％増の2億2200万米ドル、交通運輸が2．3倍の3億7300万米ドル、コンピューター・ソフトウエアが2．6倍の4億2600万米ドル、卸・小売が42．4％増の7億4700万米ドルなどとなった。

第二次産業への投資額は契約ベースで18億4900万米ドルだった。（翻訳・編集/HI）