2008年7月3日、3日付香港・経済通によると、中国本土と台湾間の週末チャーター便の定期就航を4日に控え、香港旅遊発展局はこのほど、チャーター便就航は香港旅行業に少なくとも年間3億香港ドルの減収をもたらすとの見方を示した。これまで本土、台湾間のヒトの移動は香港を経由していた。

同局によると、チャーター便就航で、年間150万人が香港の旅行産業から流出する見通し。チャーター便就航効果による両地間の観光収入増を加味すれば、損失はさらに拡大することも予想される。

同局ではこれら損失を補てんするための対応策を検討中という。（翻訳・編集/HI）