2008年7月9日、サルコジ仏大統領が前日、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席に対して、北京五輪開会式への出席意向を伝えたと報じられた。AFP通信の報道を中国新聞社が伝えた。

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サルコジ仏大統領の五輪開会式出席については、チベット問題と絡んでその是非が取りざたされてきた。先月30日、サルコジ大統領は仏国営放送のテレビ番組で「中国政府がダライ・ラマと十分な話し合いを行えば、北京五輪開会式への出席も考慮する」と発言。これに対し、中国外交部は「チベット問題と北京オリンピックを結びつけることに反対する」と強調していた。

また、仏誌「ル・ポワン(Le Point)」によると、サルコジ大統領は、五輪開催期間中にフランスに滞在予定のチベット亡命政府の指導者、ダライ・ラマ氏と会見する見通しも伝えられている。(翻訳・編集/愛玉)